教育資金の準備方法を知りたい
ジュニアNISAの改定後の
使い方を知りたい
こんにちは、
おんた(@ontablog)です。
アラサー共働き夫婦で1人娘(0歳児)と
3人家族で暮らしています。
今回はジュニアNISAの改正をふまえた
教育資金を準備する方針が決まったので
具体的に紹介します。
おんた家の方針はこちらです。
- 高校までは家計の予算として対応
- 大学入学までの18年間を使って
それ以降の費用を以下の方法で準備
【2020年7月〜2023年12月】
ジュニアNISAで毎月5万円を積み立て
【2024年1月〜2037年12月】
普通預金で毎月2万円を貯金
運用利回り3%なら18歳時点で
676万円(元本は546万円)
この方法にした理由は3つです。
- つみたてNISAはすでに利用
- 余剰資金の現金比率が高い
- 子供がまだ小さい
似た条件の方にはおすすめの方法です。
この記事では、
- 教育資金の概要
- ジュニアNISAを使った準備方法
- 他の準備方法との比較
の3つの内容をまとめます。
条件を変えた場合の結果もあるので、
ぜひ、最後まで読んでください。
教育資金っていくらかかる?【平均額と準備するポイント】
教育資金の準備方法の前に
必要な金額を整理しておきましょう。
教育資金は月にどれくらいの
イメージですか?
下のグラフは0歳〜22才まで全て公立に
進学した場合の月あたりの負担額です。
私立に通った場合は月々の支払いが
倍以上に変わる年もあります。
文部科学省と日本政策金融公庫の調査から
もう少し具体的に見ていきます。
教育費の概要
幼稚園〜高校卒業まで15年間にかかる
総費用から確認します。
※総費用には学校外活動も含みます。
ケース1:541万円(全て公立)
ケース2:635万円(幼稚園のみ私立)
ケース3:788万円(幼稚園と高校が私立)
ケース4:1830万円(全て私立)
参考:平成30年度子供の学習費調査の結果について
注意:幼児教育・保育の無償化前の調査です。
全て私立はショッキングな
数字ですね…(汗)
次に大学の費用を確認します。
※入学費用と在学費用4年分です。
とてもすぐに用意できる
金額ではないですね
幼稚園から大学まで全て公立に通っても
総額は1,000万円以上です。
長期間の計画的な準備が必要ですね。
入学費用と在学費用
もう少し具体的に見ていきます。
教育資金には2つの費用に分けられます。
- 入学資金:受験費用、学校納付金
- 在学資金:授業料、通学代、教材費
入学する年は両方の費用がまとめて
かかるので負担が大きくなります。
先ほどの調査結果を組み合わせて
年齢別の費用(年額)をまとめました。
参照情報は以下です。
保育料:おんた家の現在の保育料
幼稚園〜高校:平成30年度子供の学習費調査の結果について
大学:令和元年度「教育費負担の実態調査結果」
費用が高いポイントを
確認しましょう
1年で60万円以上になるのはこちらです。
- 私立の小学校
- 私立の中学校
- 私立の高校
- 公立の大学
- 私立の大学
私立の小・中学校は家庭によりますが、
大学の費用は多くの人に共通します。
準備のポイントは大学の費用
おんた家では教育資金の準備に
2つの考え方を取り入れています。
- 家計の予算に入れて払う
- 事前に準備したお金を使う
1.で保育園〜高校までの費用を支払い、
2.で大学の費用を支払う予定です。
私の場合は月5万円(年額60万円)までは
家計の予算で対応可能です。
(2020年度の予算が保育料5万円)
つまり、事前に準備が必要なのは
1年で60万円を超えて必要な費用です。
希望の進路によっても
変わってきますね
おんた家では子供が強く希望しない限りは
小・中学校で私立を選ぶ予定はありません。
そのため、高校を卒業した後の費用を
今から約18年で準備する事にしました。
ジュニアNISA改定後の教育資金の準備方法【おんた家の方針】
おんた家の方針を
詳しく解説します
ここまでの内容で紹介した通り、
今から準備するのは大学の費用です。
- 国公立大学 :499万円
- 私立大学文系:717万円
- 私立大学理系:823万円
ジュニアNISAと貯金の組み合わせ
ジュニアNISAと貯金を組み合わせて
大学の費用を準備していきます。
ジュニアNISAは2023年に廃止が決定し、
2つのメリットができました。
- 非課税期間の延長(18歳まで)
- 資金拘束の緩和(
売却は可能)
→(売却・払い出しが非課税で可能)
詳細は別の記事でもまとめています。
準備の具体的な方針はこちらです。
※児童手当は収入として計上しており、
別での管理はしてません
投資信託で全世界株式と先進国債券への
インデックス投資を予定しています。
効率的な一方で
注意点もあります
上の方法で準備した場合の
金額の推移はこのようになります。
大学4年間で必要な総額に対して、
- 国公立大学 :+177万円
- 私立大学文系: −41万円
- 私立大学理系:−147万円
を入学の時点で準備できている状態です。
在学の期間も入金をすれば
私立理系でも対応できそうです
ちなみに、在学中も毎月3万円を追加すると
4年間で144万円になります。
準備の条件が変わった場合の金額
自分のイメージと違う
という人も安心してください
おんた家のパターンだけでなく、
条件を変えた結果もお示しします。
固定する条件はこちらです。
- 2020年7月〜2023年12月はジュニアNISA
- 2024年1月〜2037年12月は貯金
おんた家の方針では上記に加えて、
【積立5万、貯金2万、利回り3%】
の条件で計算しています。
この条件から運用成績や入金額を
変更して結果を比較します。
運用成績が変わった場合
投資成績が変わった場合を考えます。
【積立5万、貯金2万】を入金し、
以下の利回りで運用した結果です。
利回り1%:583万円
利回り3%:676万円
利回り5%:801万円
利回り7%:970万円
※元本はいずれも546万円です
利回りが予想より良い場合は、
売却して利益確定するつもりです。
積立額と貯金額を変えた場合
入金額が変わった場合です。
以下の入金額を【利回り3%】で運用した
元本(ジュニアNISA+貯金)と結果です。
積立1万、貯金3万:572万円(元本546万)
積立3万、貯金3万:708万円(元本630万円)
積立5万、貯金2万:676万円(元本546万円)
積立6.6万、貯金2万:785万円(元本613万円)
現在、資金に余力がある人は、
2023年までに多めに入金した方が
複利の力が発揮されますね。
違う条件が知りたい方は
ぜひ、コメントください!
おんた家方針と貯金や学資保険との比較
代表的な準備方法ですね
おんた家の方針と他の準備方法を
比較していきます。
【積立5万、貯金2万、利回り3%】の
総額676万円、元本546万円と比べます。
準備期間は210ヶ月(17年6ヶ月)で
同じ条件で考えます。
貯金だけの場合
貯金だけで676万円を貯めるには
毎月32,200円(676万÷210)が必要です。
現実的な数字にも見えますが、
総額=元本で676万円になります。
トータルで考えると必要な金額が多く
インフレにも対応できないリスクがあります。
学資保険を併用する場合
学資保険の中でも利率の高い
ソニー生命でシュミレーションしました。
条件は【0歳娘、28歳父親】で
10年間の払込後、受け取り総額300万円。
払込総額は約284万円(10年間)で、
返礼率は105.6%でした。
差額の376万円を貯金で対応します。
つまり、総額676万円に対して
元本は660万円(284+376)です。
まとめ:ジュニアNISAの活用も有効な選択肢
最後におさらいです
今回はおんた家の教育資金の準備の
方針について紹介しました。
おんた家の方針はこちらです。
高校卒業までは家計の予算として対応し、
卒業以降の費用は以下の方法で準備します。
【2020年7月〜2023年12月】
ジュニアNISAで毎月5万円を積み立て
【2024年1月〜2037年12月】
普通預金で毎月2万円を貯金
運用利回り3%なら18歳時点で
676万円(元本は546万円)
全員ではないですが
おすすめできる方法です
こんな方は合ってると思います。
- つみたてNISAを満額利用しても
投資余力がある - 投資のリスクも理解している
- 子供が小さい(0歳〜3歳)
教育資金の準備の参考になれば幸いです。
ジュニアNISAの制度をおさらいしたい方は
こちらの記事もご覧ください。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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